2015/3/22に開催されたLIGA TOKAI 3on3の年間チャンピオンに輝いたのはチーム「JESUS」
JESUSが1年越しのリベンジを果たす！
2014年2月2日のpre round開幕を皮切りに約1年かけて開催してきたLIGA TOKAI 3on3 MIXTURE 2nd season。
総勢200にも及ぶチームが出場し、誰もがその頂点を目指して戦ってきた。
この日、各roundの頂点にたった優勝チームと、当日の事務局推薦リーグを勝ち上がった全6チームによる決勝大会が行われ、強豪チームが集う大会に相応しく、どの試合も見応えある試合展開を繰り広げていた。
決勝トーナメント進出をかけた予選リーグでは、1st seasonチャンピオンであるLMCが敗退する波乱が起こるなど、勝敗予想が困難な中、全勝のJESUSが一番乗りで決勝トーナメント進出を果たす。
JESUS、COUGARS、OTL、abnormalの４チームが予選を勝ち上がり、迎えた決勝トーナメント。好プレイを魅せる各チームだが、3on3に対する熟知度、経験値、チームとしての状況判断やその対応力に秀でたJESUSが、接戦の中でも安定したプレイを崩さず、見事優勝！1st seasonでは実感できなかった喜びをかみ締めた。
激闘の決勝トーナメントを振り返る！
其の一 準決勝 第1試合
COUGARS vs abnormal
前半は両チームともにプレイがうまくかみ合わず、中々得点に結びつけられない時間帯が続いた。その中でも前半終了間際に放ったシュートが決まり、3-1 とCOUGARSが後半に向けて勢いの余韻を残した。後半は、3Pラインからの2点シュート2本に加え、アウトサイド、インサイドとリズム良い攻撃で得点を重ねるCOUGARS。リバウンド支配率も上げ出し、COUGARSが次第に試合をリードし始める。何とか巻き返しを図りたいabnormalは、アウトサイドからのシュートで一気に得点差を縮めにかかるが、無情にもタイムアップ。準決勝第1試合は11-5でCOUGARSが見事勝利した。
其の二 準決勝第2試合 JESUS vs OTL
序盤からJESUSの当たりの強いディフェンスにインサイドへの攻撃を仕掛けきれないOTLは、中々シュートまで持ち込めず得点を伸ばす事ができない。一方JESUSは、#0 秋良選手がローポストのパワープレイで確実に得点を重ね、JESUS 8-3 OTLと5点差をつけて前半を終える。後半に入りインサイド強化を図ったOTLは、オフェンスリバウンドなどから得点に繋げ、徐々に点差を縮めていく。
それでもJESUSは #99 木村選手がミドルポストから落ち着いてシュートを決めるなど、試合を通してリズムを崩すことなく、11-6でJESUSが決勝戦へと勝ち進んだ。
其の三 2nd season決勝大会FINAL
JESUS vs COUGARS
JESUSは準決勝に引き続きチーム全体のディフェンス力を武器に、COUGARSの得点を前半残り15秒まで0点に抑える好ディフェンスをみせる。3-1とJESUSリードで前半を折り返す。後半に入るとゴール下でのパワープレイによる得点やブロックショットなどでCOUGARSが試合の流れを変えるかと思われた。
しかしJESUS #41 福吉選手が持ち味であるドライブで相手ディフェンスを翻弄、多彩なシュートを次々と決め、後半だけで5得点をあげるなど、一気にJESUSが走り出す。その後、COUGARSも粘りをみせるが、開いた点差を詰め切れないまま試合終了。10-7でJESUSが見事2nd seasonのチャンピオンに輝いた！そして終始JESUSの得点源になっていた #41 福吉選手がFINAL MVPに選ばれた。
目指す姿、目指す未来
SOMECITY OSAKAのレギュラーシーズンやBUZZ GAMEなどの大会出場を経て、練習の質が自然と変わったと話すJESUSメンバー。
「内容よりも結果に拘りたいと思っている中で、優勝という結果がついてきたのは素直に嬉しいです。」
多くのチームから追われる立場にある彼らだからこそ、勝つ事への貪欲さも人一倍強く求めているのだろう。
「再びSOMECITY OSAKAのレギュラーチーム入りを果たしたい。でも、ただレギュラー入りするのではなく、そこでチャンピオンになって、ファイナルにも出場して、そこでも勝つ事を目標にこれからも取り組んでいきたいです。」
彼らにとって今回の優勝はあくまでも通過点。既に視線の先には新しい目標を見出し、それを成し遂げるべく歩み出している。
